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■生理食塩水バッグの利点

生理食塩水バッグは手術の間は“空”で、後から内部を満たします。それは、切開部が小さくて済む事を意味します。生理食塩水バッグによる豊胸手術は、シリコンゲルバッグと比較して$1,000ほど費用は安くて済みます。しかし、生理食塩水バッグがシリコンと比較して費用がかからない理由が他にもあります。

生理食塩水バッグが破損した場合、すぐに収縮します。一方で、シリコンゲルバッグが破損した場合は、数ヶ月または数年の間、見た目は変わらないように見えます。これは、シリコンゲルの利点のようにも思えるかも知れません。しかし、実際にはデメリットになります。何故なら、破損したシリコンバッグはゆっくりと乳房組織、脇の下のリンパ節に漏出します。そして、そこから肺や他の組織へと漏出していく可能性があります。

それを防ぐために、FDAと豊胸バッグメーカーは、豊胸手術を受けた女性に対して、術後3年、そしてその後は2年毎にMRI検査を受ける必要性を訴えています。2007年現在、MRI検査の平均的な費用は$2,000です。他の多くの医療費のように、費用は上がる傾向にあります。

高い費用に加えて、シリコンが漏出するリスクは、生理食塩水が漏出するリスクより非常に高いものがあります。生理食塩水は、簡単に言うと塩の水です。カビやバクテリアが生理食塩水バッグの中で繁殖する可能性はありますが、その結果として起こる病気はおそらく抗生物質で治療ができます。

もしシリコンゲルが乳房組織に入った場合、外科手術によりシリコンゲルを除去する際に乳房組織を取り除く必要もでてきます。そして、もしシリコンゲルがリンパ節に入った場合、リンパ節を取り除く必要もでてきます。

[まめ知識]
米国美容外科学会(ASAPS)によると、アメリカでの豊胸手術の数は、1997年に約10万件だったものが2006年には約40万件と、およそ10年の間に4倍も増えています。

シリコンゲルバッグの利点

       
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